ワクチン臨床試験 英 オックスフォード大学「期待持てる結果」
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記事によると
・イギリスのオックスフォード大学は、製薬会社とともに開発を進めている新型コロナウイルスのワクチンについて、ヒトでの臨床試験の結果、免疫の役割を担う「抗体」の量が接種後に上昇することが確認されたなどとする初期段階の研究成果をまとめた
・それによると、ワクチンを接種した人のうち127人で抗体の量を調べたところ、接種していない人に比べて抗体の量が上昇し、接種から28日後に最も高くなることが確認された
・また、抗体の量は接種してから56日後でも高い値を維持していたほか、さらに35人を調べたところ、ウイルスの働きを弱める「中和抗体」も90%以上の人で確認された
・一方、接種した人のうち70%が頭痛と疲労感を訴えたということです。開発チームは「深刻な健康への影響はなかった」としたうえで、「期待の持てる結果だ」としてヒトでの安全性や有効性を確かめる臨床試験を続けることに
ネットの反応
・欧米産のワクチンが完成しても重症患者が少ない日本の優先順位が低いことは明らか。暫くは輸入出来ないだろう。これまで遅れを取っている自国産ワクチンに期待したい。それにしても休業補償やキャンセル料補償の報道は連日されるが、研究開発費への補助はどうなんだろうか
・一番の問題はワクチンができたとしても免疫の持続性とウィルスの変異性への対応力がどれほどあるかだからなあ。インフルエンザみたいに毎年打たなきゃダメとなると、発展途上国だと負担が大きすぎることになりそう
・大阪などで行われている国産ワクチン開発。それを待望する声も多いようだが、国産の場合は第3段階の治験が行えるかどうかが怪しい。第3段階の治験は数千人単位にワクチン投与して感染するかどうかを見る方法。これはある程度市中感染が発生していないと治験自体が意味を成さない。政府は英国をはじめ各国とワクチン購入の話し合いをしておくべき
・治験完了しても、一般人が受けられるようになるまでどのぐらいの時間がかかるのだろうか…。それまでコロナ対策を続けるというのは、気が滅入りそうになる。…と言っても、コツコツ対策するしかないのですが
・素直に嬉しい結果。またコロナは猛威をふるい拡大中。早く世界に行き渡るようになってほしい。人類はコロナに打ち勝ってマスクを着けなくてもいい、去年までのごく普通の世の中を取り戻したいと切に願う
